T&Bear TIMES

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鬼滅の刃 無限列車編

アニメ第1期放送終了から約1年。満を辞して、10月16日(金)に『鬼滅の刃 無限列車編』がついに公開されました!

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週末の3日間で観客動員数342万493人。興行収入46億2311万7450円というとんでもない記録を叩き出しました。日本映画ランキング上位にどこまで食い込むか大注目ですね✨

 

これまでに見たことないような異常な上映回数、そして作品の人気も相まってこのような記録が出たんでしょう。

 

今回は、ネタバレ一切なしで感想を淡々と綴りたいと思います。

 

物語はアニメ26話の最後から直接繋がっています。

 

アニメの最後で、蝶屋敷で機能回復訓練を終えた炭治郎たちは、鎹鴉からの伝達で行方不明車が続出しているという“無限列車”に乗車。

 

今回の劇場版は、まさに炭治郎たちが無限列車に乗車するところから幕を開けます。

 

今回の敵は、上弦の壱である魘夢(えんむ)。

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彼は、アニメ26話の下弦解体で唯一生き残った鬼。鬼の始祖・鬼舞辻無惨から血をさらに分け与えられ、上弦並みの強化されて炭治郎たちに襲いかかります。ただでさえ下弦の壱なので、そもそもが累より強いです。

 

平川大輔さん演じる魘夢。不気味さと気味の悪さの塊のような存在で、平川さんの声により、魘夢は原作以上に魅力的な悪役へと進化していました。

 

そして何より大注目なのが、炎柱である煉獄杏寿郎。今回煉獄さんは、主人公炭治郎以上の活躍を見せてくれます。予告でもはっきりと映っていない炎の呼吸のエフェクトにも大注目です!

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実際に劇場で観る前からANIPLEXさんやるなと思ったのが、予告で重要な部分を一切見せなかったこと。

 

昨今の日本の映画予告は、かなり重要な、ともすればネタバレになるシーンまで予告の段階で見せてしまっている場合が多いです。

 

それが無限列車編の場合、本編の1~2割しか予告で見せていないんじゃないかと思うほど徹底して重要な部分を省いて予告を作っています。

 

原作を読んだ時に味わった衝撃を、アニメしか観ていない人に味わってもらいたいから、そういう宣伝手法を取ったそうです。

 

この記事では一切ネタバレをしないので詳しくは言えませんが、初めて鑑賞した時、僕は予告に出ていないキャラクターの声優が誰になるのか非常に気になって仕方ありませんでした。

 

原作は最終話まで読んでストーリーは知っているのでその点でネタバレは怖くありませんが、声優が誰なのかネタバレをくらうのが怖くて、初日に観に行きました。

 

鬼滅と言えば、声優が豪華すぎることで有名ですよね。予告に登場していないキャラの声優も、漏れなく豪華でした。まだ鑑賞していない方のために声優さんの名前も言わないでおきます。

 

無限列車編は劇場で観ることを強くオススメします。僕は映画好きで最低でも月に1回は新作映画を観ていたのですが、例のウイルスが流行り出してからは新作公開もあまり無いし個人的にも自粛気味だったので、1月を最後に映画館に行っていませんでしたが、今作はどうしても映画館で観たくて行って来ました。

 

ufotableさんの神作画。梶浦由紀さん椎名豪さんの全てのシーンに寄り添うBGM。花江夏樹さん、鬼頭明里さん、下野紘さん、松岡禎丞さん、日野聡さんをはじめとする声優さんの感情を爆発させる素晴らしい演技。

 

そして、この映画のためにLiSAさんと梶浦由紀さんが作り上げた「炎」という最高の楽曲。その全てを全身で味わうには、映画館がうってつけです。

 

大きな画面。ハイレベルな音響。真っ暗で映画に執着出来る空間。その全てが映画館には揃っています。

 

無限列車編を鑑賞して、僕は何ども泣いて、頭が痛くなるほど泣きました。スクリーンを出てトイレで鏡を見てみるとまだ目が赤くて自分でも驚きましたw 周りを見てもほとんどの人が泣いていて、「マスクびしょびしょ」と言っている人も多数w 

 

前回これほど泣いたのは「鬼滅の宴」で竈門炭治郎の歌を生で聴き、サプライズでLiSAさんが紅蓮華を披露し、さらにサプライズで日野さんが出てくるサプライズ攻撃を受けて以来。生の演技じゃないのにこれほど泣けるとは…

 

もし「鬼滅の宴 無限列車編」が開催されて参加出来たなら、前回以上に大号泣間違いなしです😂

 

今回公開記念舞台挨拶本会場のチケットの抽選に外れてしまい、ライブビューイング会場で中継映像で楽しみました。

 

これだけ大ヒットしているから大ヒット御礼舞台挨拶はきっとあるだろうと思っているので、もしもう一度舞台挨拶があったら、次こそ当てたいです!