T&Bear TIMES

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銀魂2 完成披露試写会レポート

8月9日(木)、都内で開催された『銀魂2  掟は破るためにこそある』の完成披露試写会に参加して来たので舞台挨拶の様子をレポートします!※映画銀魂公式アカウントがアップしたダイジェスト動画と当日の記憶からゲストの会話を書き起こしているので、足りない部分などあるかもしれませんがご容赦ください。可能な限り発言を拾っているのでかなり長めです。

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銀魂」は2004年より週刊少年ジャンプで連載中の空知英秋による大人気漫画。江戸末期、黒船じゃなく天人(あまんと)と呼ばれる宇宙人によって開国する事になった世界での物語。ギャグ満載でありながら、グッとくる名場面や熱いバトルもある「銀魂」は勇者ヨシヒコシリーズなどで知られる福田雄一監督により初の実写化!2017年度邦画実写化映画でNo.1のヒットを記録し、早くも続編が完成!

 

昨年初の実写化に採用されたエピソードは原作ファンからも屈指の人気を誇る「紅桜篇」。そして今年の銀魂は「将軍接待篇」と「真選組動乱篇」のハイブリッド!!昨年の豪華キャストに加え、今年は警視庁長官 松平片栗虎役に堤真一真選組掌握を目論む伊東鴨太郎役に三浦春馬、ドMのくノ一猿飛あやめ役に夏菜、将軍徳川家茂茂役に勝地涼鬼兵隊の河上万斉役に窪田正孝万屋の大家お登勢さん役にキムラ緑子を迎えパワーアップ!!

 

ここからレポートです!

 

まずはお馴染みエリザベスの登場!ステージ上に現れたエリザベスが紐を引くと、3つの「掟」が現れます!そして文字通り掟を破って本日の豪華ゲストが登場!!

 

小栗旬(坂田銀時役)、菅田将暉(志村新八役)、橋本環奈(神楽役)、長澤まさみ(志村妙役)、岡田将生(桂小太郎役)、三浦春馬(伊東鴨太郎役)、柳楽優弥(土方十四郎&トッシー役)、吉沢亮(沖田総悟役)、窪田正孝(河上万斉役)、夏菜(猿飛あやめ役)、勝地涼(徳川茂茂役)、佐藤二朗(キャバクラ店長役)、ムロツヨシ(平賀源外役)、福田雄一監督の総勢14名の豪華ゲストがステージに並びます!

 

小栗「せーの」


全員「こんにちはー」


小栗「せーの」


全員「本日はよろしくお願いします」


MC「銀魂2を観た感想は?」

 

小栗「ちょっと長かったですね。2時間14分。ちょっと長い、あと14分減らせれば2時間…」

 

福田監督「(最後の14分は)一瞬にして終わりますよ(笑)すげー汗かいた(笑)主役に長いって言われたの初めてなんですけど」

 

小栗「でもその長さを感じない素晴らしい映画になっていたので、今日も楽しんでいただけると思います」

 

菅田「面白かったですよ。すごい楽しかったです…けど」

 

福田監督「自分が面白かったんでしょ?こんな面白い自分なかなかねえなって」

 

菅田「いやそんなことないです。やめろそう言うのホント。これからだぜ舞台挨拶(笑)」

 

福田監督「監督にやめろとか言うな!(笑)」

 

菅田「ホントに…ツッコミがもうちょっと欲しいと言うか、前半に関しては。でもそれ以上に後半に感動しました。僕らがいないところが。本当に感動しました。隣で見てたんですけど、終わった瞬間に(小栗と)かっこよかったね~って言ってましたね。かっこよかったホントに」

 

橋本「真選組がかっこよかったですし、前作よりも全ての部分でパワーアップしてるんじゃないかなって思いますね。期待をしていただきたいです」

 

柳楽「(キャーと言われて)ありがとうございます。銀魂通して人気上げて行きたいです。真選組頑張ってるんでよろしくお願いします」

 

三浦「前半は腹抱えて笑ってました試写会で。それほど本当に面白いですし、前半言うことなしの面白さです」

 

窪田「(今日の舞台挨拶で)唯一一人だけなんですよね鬼兵隊がいるのは。今ちょっと寂しいですけどね。昨日なんですよ全体観させてもらったのが。もっとコメディやりたいなと思いました。真面目にやってるの馬鹿みたいだなって」

 

福田監督「前回の新井浩文と同じこと言ってる(笑)」

 

窪田「そうなんですよ。ちょうど銀魂入る時新井さんと兄弟役やった映画があって、その時に“銀魂やるらしいじゃん。うわ~ハズレくじ引いたぞお前!”て言われて、言っていた意味が凄い分かりました(笑)」

 

吉沢「ホントに面白かったです。前半と後半で作品が違うんじゃないかなってぐらいテンションが変わってて、最高でした」

 

福田監督「自分どうだった?」

 

吉沢「吉沢亮ですか?めっちゃかっこよかったです。まあでも、本当にすごい頑張ってかっこつけたんで、是非楽しんでください」

 

菅田「でも今回の吉沢亮凄かったよ」

 

吉沢「ホントですか?」

 

ムロ「ありがとう」

 

菅田「お前じゃねえーんだよ」

 

長澤「2はギャグ映画だからって監督から聞いてたので、あぁこう言う映画だったんだ…って途中からビックリして。同じ作品に出てるとは思えない、なんか複雑な気持ちになりました(笑)」

 

岡田「何度も今言ってますけど、真選組がホントにかっこよくて僕…桂ホント一瞬一瞬の飛び道具的な扱いで。なんか何しに来たんだろう現場にって思うくらい監督とずっと喋って終わる感じでしたよね」

 

福田監督「いやでも冒頭のあの面白場面をやってくれてるのはすごく嬉しいですよ。あれでクランクアップしたので。今から観ていただくんですけど、もう先陣切るのは桂ですからね今回ね。1番最初に映るのは桂ですから。それを是非楽しみにしていただければ」

 

岡田「ありがとうございます」

 

勝地「皆さん言ってますけど真選組のアクションがかっこよかったですし、ただ将生はねアクションの色んな所に繋がる場面に出てくるじゃん。かっこいいじゃん。俺出て来ないからね?将軍出て来ないのよ。」

 

岡田「将軍面白かったですよ」

 

勝地「あ、ホント?」

 

周りから促され勝地が「幸せです」と左の薬指に光る指輪を見せる一幕も。監督から「それもう一つは誰がしてるの?」と福田監督から聞かれると「あちゃーん」と答え幸せいっぱいの勝地。

 

夏菜「今回は岡田君含め、ここら辺は皆出落ち(笑)なので」

 

佐藤「そんなことないよ?」

 

夏菜「そんなことないですか?私は基本ギャグパート出させてもらったので、後半は違う作品として観てました。こんな涙出るのかってぐらい私も感動した作品でした。ありがとうございます」

 

ムロ「本編の中身は皆さんの言ったとおり皆さんがかっこよくて、面白くて、本当に観る価値のある映画だと思ったことがまず第一と…本気で思うのはですね、この映画始まった最初の1分ですね。これをやる勇気があるのかと。最初に始まった時に僕の言ってる意味が分かると思います。始まりましたからとんでもねえことやりはじめたなこの人達と思います。だから福田雄一監督をはじめ皆さんが、とんでもないことが最初の1分始まりますが、それをとにかく見届けてあげて欲しい」

 

福田監督「そうですね。あと最後のエンドロールもとんでもないことになってるんですけど」

 

ムロ「エンドロール皆思ってます…“勇気!”って(笑)(皆さん観ていただければ)同じ感想を抱くと思いますが、最初の1分も勇気!と思うと思います。そこがオススメですね。本編も皆さん仰る通り」

 

佐藤「実は昨日観ようとして、観始めたんですね。ちょっと今日朝早くて、それであまりにも真選組がかっこよくて、泣けるし、もうめっちゃジーンと来て。俺多分このまま最後まで観たら、役者として悔しいって言うか、俺も頑張んなきゃって体が熱くなって一睡も出来なくなるなと思って。こっから後半は別日にしないと、明日早いしって言うので途中までしか観てないです(笑)それぐらい悔しかった。悔しくなっちゃうじゃん?だって。悔しくなっちゃじゃんって何で2回言わせるの?」

 

福田監督「前半の自分の所だけ確認したんでしょ?」

 

佐藤「違うよ!!ゴメン正直言います。そこは2回観た!」

 

MC「万屋のお三方、今回共演シーンが前作よりもとても多くなっていてしかもめちゃくちゃ笑えるシーンが目白押しなんですけど演じていて笑って演技出来なくなった所とかなかったですか?」

 

小栗「しゃくれなきゃいけない所がありまして。そこで、まず自分達のエピソードとしては、僕が監督に“ガシャン、ウィーンって感じでしゃくれて欲しい”って言われて、それが完璧に上手く行ったタイミングがあったんです。ガシャン、ウィーンって。完璧な音が聞こえてしゃくれたって思ったら、横の菅田が笑って(笑)」

 

福田「横でツーショットで撮ってて、絶対新八がそこツッコまなきゃいけないんですよ。銀さん!!って言わなきゃいけないんですけど、そこで完全に笑うって言う(笑)」

 

菅田「違う。あれはねホント、僕の頭の中で流れてるガシャン、ウィーンと小栗さんの中で流れてるガシャン、ウィーンがピッタリだったんですよ!あれはホントに面白かったです」

 

そして佐藤二朗が台詞を忘れて叫んだ後、そのまま踊り出してそこにいた小栗、菅田、橋本、長澤が我慢せずに笑ってしまったというエピソードも。このシーンはカットされずに本篇で使われているので、是非皆さんチェックを(笑)

 

MC「柳楽さん。今回は鬼の副長土方がアニメオタクのトッシーと言う別人格になってしまうんですが、演じてみていかがでしたか?」

 

柳楽「土方がかっこいいんで、トッシーやってる方が楽しかったなって言うのが正直ありました」

 

福田監督「素は基本近いんだもんね。トッシー側だもんね普段の柳楽君は」

 

柳楽「そっち側だと思うので、トッシーの方がやりやすかったです」

 

ムロ「(土方とトッシーの)変わり目かっこいいね(吉沢を触りながら)」

 

福田監督「何でいちいち吉沢を触るの?」

 

ムロ「これはお亮だからじゃない。俺隣の人触る癖あります。誰でも」

 

MC「三浦さんは今回かなり激しいアクションシーンをやってられます。演じられてみていかがでした?」

 

三浦「あえて言うと、ワイヤーアクションをさせてもらっていて、僕はそこまで大変ではなかったんですけど、勘九郎さんが下を向いて長い1ページぐらいの台詞を僕に向かって喋らなきゃいけなかったんですけど。ただでさえワイヤーアクションってテンションが掛かるから、すごく辛いのに勘九郎さんは逆立ちのような状態になって長台詞をうわーっと喋るんですけど。血がのぼるじゃないですか、その中で完全に台詞を覚えていたとしても、飛びそうになるんですよ普通。だけどそれをバシッと決めていただいて。そこも見所のひとつだと思うんですよね」

 

MC「窪田さん。小栗さんとのアクションシーン凄かったですけど、いかがでしたか?」

 

窪田「旬さんはホント一撃一撃が強かったんですけど、三味線だとね、やっぱり三味線の先っちょがちょこちょこ旬さんにぶつかるんですよボコボコ。それが申し訳ないし、原作は三味線から出るんですよね糸が。でも今回オリジナリティがあってね、違う所から出るんですよね。三味線背負ってる意味ないんじゃないかなって」

 

福田監督「まあでも一応音楽プロデューサーだから」

 

窪田「いずれこの三味線背負ってる意味ってのは解決していただかないと」

 

福田監督「ずっと小栗君にね撮影中ずっとかっこいいよって言われてたもんね(笑)」

 

小栗「とにかく盛り上げようと思って、“いやでもホントに窪田くん、マジでビジュアル超かっこいいよ”って言うと途中から窪田くんが“もうそれいいっスよ”つって(笑)」

 

MC「吉沢さん。沖田と神楽の共闘シーン。ファン待望だと思うんですけど、いかがでしたか?」

 

吉沢「すごい難しかったです。2人で戦って、スピード感とかも全部合わせなきゃいけなかったので。練習も1回しか出来なかったしね」

 

橋本「そうなんですよ。練習1回なんですよね。時間がちょっと短くなったんです」

 

吉沢「僕がスタジオの場所を間違えて全然違う場所に行っちゃって、その日40分くらい遅刻してしまい。多分2人で合わせられたの15分ぐらいの感じになっちゃいましたね。それは本当に申し訳ないことをしたと思います」

 

橋本「でもその時に既に結構練習されてたので、もっと速いよって言われてたんですよ。私のスピードがちょっと遅いって言われてて。結構スパルタに怒られました」

 

MC「長澤さん。新八と久しぶりに再会していかがでしたか?」

 

長澤「前回は新八とは最後しか会ってないんですよね。だから一緒のシーンがなかったみたいな感じだったので、やっとお姉さんらしいことが出来て嬉しかったですね」

 

菅田「そうですね」

 

MC「岡田さん。女装にもチャレンジしてらっしゃって」

 

岡田「今日僕お昼にこの映画観たんですよ。来る前に。久々に女装姿を見たら、俺もなんか綺麗だなって。自分でもなんかちょっと。皆すごい褒めてくれたんですよ。綺麗だよってすごい皆言ってくれたから。その時自信なかったんですけど、見たら綺麗だなって」

 

MC「勝地さん。今回将軍役を演じるにあたってオファーがあった時どう思われましたか?」

 

勝地「去年の年末12月30日ぐらいに福田さんからメール来て、何月ぐらい空いてるって言われて。あ、銀魂じゃねと思って。え?マジで?と思って。ですぐ即答でやりますって言って、そこから徳川茂茂だったりとか足軽問題だったりとか色々調べて。俺とんでもないものを受けちゃったなって言う感じではありましたけど、取り敢えずやることは体鍛えることと。足軽問題はどうすることも出来ないので」

 

MC「夏菜さん。今回どのような格好をされたんですか?」

 

夏菜「これ言っていいんですかね?ボンテージを着るってことで、ボンテージ着ることなんかもうないであろうから一生懸命体を鍛えてたんですよ。このために。もう何ヶ月も何ヶ月も鍛えてたんですよ。そしたら撮影当日にギックリ腰になっちゃって。それでめっちゃ面白いんですよ皆さんやってること。笑うと痛いから我慢してました」

 

MC「ムロさん。福田組常連ですけど、今回の福田組いかがでした?」

 

ムロ「さっきほど言った通りふざけ切ってますし、カッコいいシーンを撮りたくなって来たんだなって言うのも」

 

福田監督「俺撮れたよ」

 

アクションシーンの撮影ではアクション監督がいて、福田監督にはほとんど指示を出されていないと言う窪田。堤とのシーンで福田監督が堤にコメディシーンの指示を出している所を見て羨ましく思ったそう(笑)

 

ムロ「感動のシーンもあるし」

 

佐藤「調子乗んなよお前。ホント何回も言うけど」

 

ムロ「今回は特別にって言う部分もありますし、いつもながらのちゃんとふざけると言う部分もありますから、そこは皆さん思う存分楽しんでもらいたいと思います。もう一回言いますけど最初の1分。あの勇気はすごいなと思っております、本当に」

 

MC「佐藤さん。今回はキャストは発表されたまま役柄がヴェールに包まれていたんですが…」

 

佐藤「そうなんですよ。最初に多分福田と小栗がって言うか福田だよね。悪ふざけで出演者で僕を解禁にして、最後のキャストの堤真一さんと勝地と夏菜が発表されても、俺役名発表されないんで」

 

福田監督「ビジュアル発表した時ファンの方結構分かるだろうと思ったんだけど」

 

佐藤「でも色々論争があったよTwitterで。俺ものすごい他の現場で聞かれるんですよ。二朗さん結局銀魂何の役なんですかって。聞かれるって言うかもうほとんど怒られるみたいな感じで、何で俺が怒られてるんだろうって思いながら…そういうことです(笑)キャバクラの店長です」

 

最後にひとこと

 

小栗「面白い映画です。皆笑って、泣いて、熱くなってもらえる作品になってますので、是非映画館にいっぱいの人達が来てくれたら嬉しいなと思います」

 

舞台挨拶が終わると、ゲストは一旦退場。そして客席の後方から再登場し、客席の合間を縫ってマスコミ向けのフォトセッションのための特設ステージへ!!この日1番近くでゲストと触れ合えたファンは大興奮!!お客さんを背景にマスコミ向けの写真を撮るために客席に近いステージに立つゲストの皆さん。その中でも佐藤二朗さんとムロツヨシさんはおどけて後ろを振り向いて、観客を楽しませてくれました!!


今年の夏も銀魂!!

 

皆で一斉に叫ぶと、天井から金と銀の風船が降って来ました!金の風船にも銀の風船にも映画銀魂ロゴマークが入っていました。僕も持ち帰りましたが、写真は後々アップします。

 

銀魂2  掟は破るためにこそある』は8月17日(金)全国ロードショーです。平成最後の夏は銀魂!!

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銀魂2公式HP